2013年02月20日
パズル「あひるの親子・太陽」
久し振りに アヒルの親子のパズルを作りました。初めて作ったのは甥っ子がまだ3歳くらいだったから もう20年程前になります。
泣き虫で甘えん坊の甥っ子と 優しい妹がこのパズルのモデルで 今まで少しずつ構図や材を変え 10個ほど作成してます。
今回完成したのは パズル「アヒルの親子・太陽」で 福島の友人が送ってくれた赤松を沢山使いました
上の写真 左から二番目の広い板が赤松です 優しく色合いなのです 香りも爽やかな潮風のよう
額はデザイン工房「二輪舎」 さんで作りました。大きな楠の外皮の板を ルーターで削ってもらい ノミとペーパで仕上げた物です
塗装をしたら 青黒い色がくっきりと浮かび上がってきました きっとクスノキの樹皮が外敵から 自分を守るために戦ってこの様な色いになったのでしょうか。だからその板を深く削ると ほら こんなに綺麗に守られていました。
パズルのパーツの裏には 遊びながら樹の名前を覚えて欲しくて それぞれの名前が書いてあります
黄色いカヤの木は 太陽とあひるの子 光はかえで お母さんあひるは かば桜とけやき 足下は福島の赤松 あさだ やまさくら ヒノキ くす 香りも 手触りも 色それぞれ違って 木は楽しくて こころもゆったりとします。
額とパズルがけっこうな重さなので 衝立を二輪舎の関屋さんに加工してもらいました、私にはとても思い付きませんでした
「蟻組み」加工 これは結構難しい 線を引くのを観てるだけでも 混乱しました
出来上がってすっと差し込むと とっても丈夫な衝立 「蟻組み」 名前のとおり蟻の牙が ぐさりと食い込んでいます
パズル「アヒルの親子・太陽」は デザイン工房「二輪舎」 さんの ギャラリーに飾ってあります
パズル「アヒルの親子・月」はリトルクラフトのギャラリーです 触って遊んでみたい方はどうぞ お気軽にお出で下さい。